●稲田利徳『徒然草論』(笠間書院)
10月下旬の刊行です。

稲田利徳
徒然草論
ISBN978-4-305-10373-4 C0095
定価:本体18,000円(税別)
A5判・上製・函入・700頁(予)
「徒然草」は、従前に類をみない新鮮なジャンル意識のもとで創造された文学作品である--。
創作の背景や態度、方法などを多角的に読み込みむことで、
「徒然草」がその斬新な編纂方針や表現方法によって
丹念に練り上げられ、生み出された
これまでにない新しい文学作品であったことを、
具体的な検証をもって解き明かす。
長いときを経て今も愛され続ける徒然草の魅力を
文学作品という視点から解体、その核心に迫る。
著者渾身の徒然草研究の集大成。
【目次】
序章 「徒然草」研究の指向
第一章「徒然草」の方法
第一節 「徒然草」における兼好のジャンル意識
第二節「徒然草」の説話的章段考
第三節「徒然草」の虚構性
第四節「徒然草」と「兼好自撰家集」
第二章 「徒然草」の形成
第一節「徒然草」と「源氏物語」
第二節「徒然草」と「無名草子」
第三節「徒然草」と「宝物集」
第三章「徒然草」の表現
第一節「徒然草」の草木をめぐって(上)
第二節「徒然草」の草木をめぐって(下)
第三節「徒然草」の地名の注釈をめぐって
第四節「徒然草」の誹諧的表現
第五節 徒歩より詣づ--「徒然草」第五十二段の解釈とその周縁--
第六節「むまのきつりやう云々」は謎々か--「徒然草」第百三十五段をめぐって--
第四章「徒然草」と兼好像
第一節 兼好と往生譚
第二節 兼好と沈香−「徒然草」第三十四段の執筆動機--
第三節 兼好の人間像−饒舌家か寡黙の人か--
第四節 是法法師と兼好法師--「徒然草」第百二十四段とその周辺--
第五節 覆面姿の兼好法師--「徒然草」第百三十八段の自讃譚--
第六節「兼好自選家集」の窓から
第一項 為貫との贈答歌をめぐって
第二項「ひとりさめたる松」考
第三項「水は心にまかせやはせぬ」考
第五章「徒然草」の影響
第一節「徒然草」の成立から享受までの道程
第二節 絵入本「徒然草」研究の視点
第三節「徒然草」と「如法寺殿道之記」
第四節「徒然草」と「四季物語」
第五節「徒然草」と擬古物語「白露」
第六節「徒然草」と鈴木正三
第七節「徒然草」と「鳥部山物語」「花の縁物語」
所収論文初出一覧
あとがき
「徒然草」章段索引






























































































































































