●南方熊楠顕彰館・第4回特別企画展「熊野無花植物 -南方熊楠の生物・生態学関連資料の紹介と研究報告-」(2008年3月22日(土)~5月11日(日))
展覧会情報です。
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南方熊楠顕彰館・第4回特別企画展
「熊野無花植物 -南方熊楠の生物・生態学関連資料の紹介と研究報告-」
(2008年3月22日(土)~5月11日(日))
タイトルの「熊野無花植物」は,1902年1月に南方熊楠が那智の市野々で下宿するようになってから,日記中にしばしば見られるフレーズです。米英遊学から帰国した熊楠は,花が咲かない植物,菌類(キノコ)や藻類を中心に,まず和歌山で植物採集調査を始め,那智へ移ってから,更に多種多様な植物を集めることになります。南方熊楠顕彰館には那智で採集されたシダ類を始めとして,昆虫や甲殻類などの標本も含めて数多くの生物・生態学資料が残されています。このような直接的な生物学関連資料だけでなく,粘菌学者の小畔四郎との間で交わされた手紙,そして「南方二書」などの書簡類も生物・生態学関連資料といえます。さらに,菌類図譜,粘菌・藻類・蘚苔類・地衣類などの標本は国立科学博物館植物研究部に保管されており,これらを合わせると熊楠が遺した生物に関係する資料の量は膨大なものとなります。
現在,主に自然科学を専門とする研究者のグループによって,このような生物・生態学関連資料から熊楠の思考体系,学問体系を明らかにしようという研究が,南方熊楠顕彰館と連携して進められています。今回の展示は,この研究の経過報告という位置づけでもあります。
(京都工芸繊維大学/南方熊楠顕彰会理事 岩崎仁)
開催期間 2008年3月22日(土)~5月11日(日)
会場 南方熊楠顕彰館 学習室
この展示会のオープニング企画として、以下が開催されます。
第4回特別企画展 オープニング講演会
「此夕迄所穫熊野無花植物」
開催日 2008年3月23日(日)
開催時間 午後1時30分より
会場 南方熊楠顕彰館 学習室
第4回特別企画展のオープニング講演会「此夕迄所穫熊野無花植物」を開催します。
3つの講演では,それぞれ,この展示と南方熊楠の生物・生態学関連資料研究の関わり,熊楠菌類図譜にまつわる最近の知見,科学博物館に保管されこれまで目に触れなかった藻類資料,について解説する予定です。
続いて『熊楠の熊野フィールドワーク』と題して,関西大学 安田忠典,南方熊楠顕彰館 中瀬喜陽,日高高校 土永知子,田辺高校 土永浩史の4氏が研究報告し,このメンバーで会場参加者の皆さんと「熊野での熊楠の足跡」について質疑応答するパネルディスカッションを行い,最後には講演者による展示説明を行います。
13:30 講演1
「那智の森から南方二書へ,日記と書簡をつなぐ植物」 京都工芸繊維大学 岩崎 仁
13:50 講演2
「なぜ1枚の図譜に複数のきのこが描かれているのか?」 国立科学博物館 萩原博光
14:10 講演3
「100年ぶりにベールを脱ぐ熊楠の藻類標本」 京都教育大学 坂東忠司
14:30 研究報告・パネルディスカッション
『熊楠の熊野フィールドワーク』
15:45 講演者による展示説明会






























































































































































