●岩瀬文庫創立100周年記念特別展「岩瀬文庫の100点」(20年4月5日(土)~10月26日(日))
展覧会情報です。
----------------------------------------
岩瀬文庫は今年5月6日、創立100周年を迎えます。その長い歩みの間には戦争や三河地震、激変する世相など幾多の困難もありましたが、こんにちまで岩瀬弥助翁が創立した当初と同じ西尾の地で存続することができたのは、愛着と誇りを以って文庫を守った市民、蔵書を評価し世に伝えてこられた研究者はじめ、多くの人々のご支援の賜物です。
本展は、100周年を記念し、さまざまな視点から岩瀬文庫を代表する蔵書100点を紹介し、文庫の歴史と現在の姿を浮き彫りにしようというものです。ご披露する中には、必ずしも稀覯本ではないものも含まれますが、市民や研究者、日々携わる職員たちの、心にとまったりご縁があったりした本たち、文庫にとって金銭に代えがたい大きな財産を齎してくれた本ばかりです。また、単純な稀覯本コレクションに収まりきらない文庫の豊かさの証左でもあります。これら100点のご紹介を、皆様に支えられたこれまでの100年、そしてこれからの永年への感謝を込めてお届けします 。
Ⅰ 研究者が選ぶ33点 20年4月5日(土)~6月1日(日)
日ごろ岩瀬文庫を利用する各分野の研究者、岩瀬文庫資料調査会の中心メンバーが選ぶ注目の蔵書33点をご紹介します。
【解説者と展示資料】
青木美智男「手杵」・朝倉尚「貞和類聚祖苑聯芳集」・阿部泰郎「当麻曼荼羅縁起」・飯塚恵理人「龍口寺霊宝開帳記」・石川透「義経記」・石川了「木斎咄医者評判」・磯野直秀「九淵遺珠」・岡中正行「長崎日記」・加藤弓枝「寛政六甲寅年 詠草」・神谷勝広「用捨箱」・加門正一「漂流記集」・神作研一「和歌こたま集」・北澤光昭「身延山詩偈」・鬼頭尚義「奥羽行記」・雲英末雄「馬蹄二百句」・小﨑智則「小学書図」・近藤壮「中山花木図」・塩村耕「たはれ草」・鹿谷祐子「西行物語」・高橋亨「さころも」・田島公「官本目録」・野村玄「愚紳」・日沖敦子「鉢かつき」・平野恵「朝顔図譜」・平野満「忘箄竊記」・藤本幸夫「政和本草」・堀川貴司「今古残葉集」より「垂裕堂家訓」・曲田浩和「夢中遊楽記」・松本文子「芳翰摸彙」・眞野道子「万葉和歌集」・翠川文子「香合叢書」より「名香合」・矢野環「茶道具之記」・渡邉里志「鳳凰堂模写帖」 (敬称略)
Ⅱ 学芸員・司書が選ぶ33点 6月7日(土)~8月3日(日)
岩瀬文庫の歴史やコレクションを語る上で要となる蔵書や新聞やテレビなどで話題となった蔵書、西尾や創設者・岩瀬弥助に縁の深い蔵書、これまでの企画展で反響の多かった蔵書など33点をご紹介します。
【主な展示資料】
「無垢浄光経自心印陀羅尼」「後奈良天皇宸翰般若心経」「安芸白井家文書」「長寿王経」「続史愚抄」「往来本雑聚」「君臣図像」「五経大全」「宇治茶御用道中図景」「井蛙問答」「神字日文伝」「料理献立集」 「書簡集」ほか
Ⅲ 市民が選ぶ34点 8月9日(土)~10月26日(日)
平成19年12月~20年2月に実施した人気投票「私の好きな岩瀬文庫の蔵書」で得票の多かった上位34点を、市民のおススメのコメントともにご紹介します。
【主な展示資料】
「本草図説」「<女子風俗>化粧秘伝」「百鬼夜行之図」「ま免なくさ」「枕草紙」「たいのや姫物語」「住吉物語」「幼稚遊昔雛形」「役者似顔」「若竹」「青柳家事変録」ほか
-------------------
第82回 特別連続講座「 岩瀬文庫の古典籍の世界」
東京大学史料編纂所・学術創成研究グループとの共催。岩瀬文庫の蔵書を中心に、古典籍の魅力や最新の研究成果をわかりやすくご紹介します。
日・内容・講師
6月 7日(土) 「岩瀬文庫の禁裏蔵書目録」 田島公(東京大学史料編纂所教授)
7月 5日(土) 「岩瀬文庫の説話資料」 内田澪子(同特任研究員)
8月 2日(土) 「岩瀬文庫の寺社縁起」 藤原重雄(同助教)
8月23日(土) 「岩瀬文庫所蔵史料の紙背文書」 末柄豊(同准教授)
9月 6日(土) 「岩瀬文庫の中世の日記」 尾上陽介(同准教授)
10月25日(土) 「柳原家旧蔵本のデジタル復元と日本目録学」 田島公(同教授)
時 間 いずれも午後1時30分より
場 所 地階 研修ホール
定 員 60人
受講料 無料
※予約は不要です。1回から参加できます。






























































































































































