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2008年1月29日

 記事のカテゴリー : 新刊案内

●国文学研究資料館・八戸市立図書館編『読本【よみほん】事典 江戸の伝奇小説』(笠間書院)

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2月下旬の刊行です。

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読本【よみほん】事典 江戸の伝奇小説
国文学研究資料館・八戸市立図書館[編]

ISBN978-4-305-70371-2 C0095
定価:本体2,800円(税別)
頁数*216頁【予定】

判型*菊変(168×217)
口絵カラー*8頁
前・後見返し、カラー
上製本

江戸時代後期の長編娯楽小説の全貌がわかる本。

経済力抜群の大名家、
八戸南部家が買い上げた、
美本の数々…。
これらを中心に、歴史とその全貌を紹介する。

【目次】

口絵図版
序(松野陽一・河村忠治)
凡例

はじめに—出版までの経緯(大高) 


1●読本の形成

1-1○初期読本の時代

・概説
・解題 1英草紙(はなぶさぞうし) 2雨月物語(うげつものがたり) 3西山物語(にしやまものがたり) 4本朝水滸伝(ほんちょうすいこでん)前編 5日本水滸伝(にっぽんすいこでん) 6義経盤石伝(よしつねばんじゃくでん)

1-2○上方=絵本もの読本の広がり

・概説
・解題 7絵本忠臣蔵(えほんちゅうしんぐら) 8絵本朝鮮軍記(えほんちょうせんぐんき) 9前太平記図会(ぜんたいへいきずえ) 10絵本国姓爺忠義伝(えほんこくせんやちゅうぎでん) 11絵本甲越軍記(えほんこうえつぐんき) 12絵本三国妖婦伝(えほんさんごくようふでん) 13絵本豊臣勲功記(えほんとよとみくんこうき) 

1-3○『絵本太閤記』

・概説
・解題 14絵本太閤記(えほんたいこうき)

1-4○江戸=中本もの読本の位置

・概説
・解題 15敵討連理橘(かたきうちれんりのたちばな) 16いろは酔故伝(いろはすいこでん) 17高尾船字文(たかおせんじもん) 18曲亭伝奇花釵児(きょくていでんきはなかんざし) 19浪花烏梅(なにわのうめ)

1-5○江戸=京伝・馬琴と稗史もの読本の形成

・概説
・解題 20忠臣水滸伝(ちゅうしんすいこでん) 21安積沼(あさかのぬま) 22月氷奇縁(げっぴょうきえん) 23石言遺響(せきげんいきょう) 24桜姫全伝曙草紙(さくらひめぜんでんあけぼのそうし) 25三国一夜物語(さんごくいちやものがたり) 26梅之与四兵衛物語梅花氷裂(うめのよしべえものがたりばいかひょうれつ) 27新累解脱物語(しんかさねげだつものがたり) 28椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)

1-6○初印本と後印本—『優曇華物語』を例に—

・解題 29優曇華物語(うどんげものがたり) 30同 31同


2●読本の展開(その一)

2-1○江戸=稗史もの読本の流行と馬琴

・概説
・解題 32雲妙間雨夜月(くものたえまあまよのつき) 33三七全伝南柯夢(さんしちぜんでんなんかのゆめ) 34旬殿実実記(しゅんでんじつじつき) 35松染情史秋七草(しょうぜんじょうしあきのななくさ) 36夢想兵衛胡蝶物語(むそうびょうえこちょうものがたり) 37青砥藤綱摸稜案(あおとふじつなもりょうあん) 38糸桜春蝶奇縁(いとざくらしゅんちょうきえん) 39本朝酔菩提全伝(ほんちょうすいぼだいぜんでん) 40双蝶記(そうちょうき) 41綟手摺昔木偶(もじてずりむかしにんぎょう) 42千代曩媛七変化物語(ちよのうひめしちへんげものがたり) 43妹背山(おんよういもせやま) 44国字鵺物語(おんなもじぬえものがたり) 45飛弾匠物語(ひだのたくみものがたり)46忠孝潮来府志(ちゅうこういたこぶし)47仮名手本後日之文章(かなでほんごにちのぶんしょう)48天縁奇遇(てんえんきぐう) 49由利稚野居鷹(ゆりわかのずえのたか) 50独揺新語(どくようしんご) 51尼城錦(あまぎのにしき) 52薄衣草紙(うすぎぬそうし)

2-2○小枝繁

・概説
・解題 53絵本東嫩錦(えほんあずまふたばにしき) 54柳の糸(やなぎのいと) 55催馬楽奇談(さいばらきだん) 56松王物語(まつおうものがたり) 57小栗外伝(おぐりがいでん) 58玉廼露(たまのつゆ)

2-3○『南総里見八犬伝』

・概説
・解題 59『南総里見八犬伝』(なんそうさとみはっけんでん)

2-4○上方=江戸風との融合

・概説
・解題 60葦牙草紙(あしかびそうし) 61竹篦太郎(しっぺいたろう) 62絵本黄鳥墳(えほんうぐいすづか) 63絵本昔語松虫墳(えほんむかしがたりまつむしづか) 64朝顔日記(あさがおにっき) 65今昔庚申譚(いまはむかしこうしんものがたり) 66金鱗化粧桜(きんりんけしょうざくら) 67仮粧水千貫槽筧(けわいみずせんがんどい)    68再開高台梅(かえりざきこうづのうめ)69今昔二枚絵草紙(いまむかしにまいえそうし)70以呂波草紙(いろはぞうし)71絵図酬冤根篠雪(えいりかたきうちねざさのゆき)

3●読本の展開(その二)

3-1○江戸・上方の提携

・概説
・解題 72朝夷巡嶋記全伝(あさいなしまめぐりのきぜんでん) 73開巻驚奇客伝(かいかんきょうききょうかくでん) 74近世説美少年録(きんせせつびしょうねんろく) 75新局玉石童子訓(しんきょくぎょくせきどうじくん) 76絵本復讐千丈松(えほんふくしゅうせんじょうまつ) 77都鄙物語(とひものがたり) 78淀屋形金新話(よどやかたきんけいしんわ)

3-2○江戸=為永春水の読本

・概説
・解題 79菖蒲草檐五月雨(あやめぐさのきのさみだれ) 80勧善常世物語(かんぜんつねよものがたり) 81琴松譚(きんしょうだん) 82忠孝比玉伝(ちゅうこうひぎょくでん) 83七国士伝(しちこくしでん) 84柱石伝(ちゅうせきでん) 85好文士伝(こうぶんしでん)


●読本略年表
●口絵図版解説・書誌

【執筆者について】
本書は、国文学研究資料館プロジェクト研究「近世後期小説の様式的把握のための基礎研究」(平成一六〜二一年)の成果の一部である。なお参加者の一覧は以下の通り。(平成一九年度現在、五〇音順、ただし*が解題執筆者である。)

飯倉 洋一(いいくら・よういち) 大阪大学大学院・文学研究科・教授*
大高 洋司(おおたか・ようじ)  国文学研究資料館・文学資源研究系・教授 代表者*
大屋多詠子(おおや・たえこ)   東京大学大学院・人文社会系研究科・助教*
勝又  基(かつまた・もとい)  明星大学・日本文化学部・専任講師
菊池 庸介(きくち・ようすけ)  元学習院大学・文学部・非常勤講師*
木越 俊介(きごし・しゅんすけ) 山口県立大学・国際文化学部・准教授*
金  時徳(きむ・しどく)    国文学研究資料館・文学資源研究系・リサーチアシスタント*
小二田誠二(こにた・せいじ)   静岡大学・人文学部・准教授
近藤 瑞木(こんどう・みずき)  首都大学東京・都市教養学部・助教*
鈴木 圭一(すずき・けいいち)  神奈川県立川崎北高等学校・教諭
高橋 圭一(たかはし・けいいち) 大阪大谷大学・文学部・教授
田中 則雄(たなか・のりお)   島根大学・法文学部・教授*
津田 眞弓(つだ・まゆみ)    日本女子大学・文学部・非常勤講師
濱田 啓介(はまだ・けいすけ)  京都大学・名誉教授 花園大学・文学部・客員教授*
檜山 裕子(ひやま・ゆうこ)   青山学院高等部・非常勤講師
藤沢  毅(ふじさわ・たけし)  尾道大学・芸術文化学部・教授*
二又  淳(ふたまた・じゅん)  明治大学・法学部・非常勤講師
山杢  誠(やまもく・まこと)  静岡県立静岡工業高等学校・教諭
山本  卓(やまもと・たかし)  関西大学・文学部・教授*
湯浅 佳子(ゆあさ・よしこ)   東京学芸大学・人文社会科学系・准教授* 

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