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2007年11月28日

 記事のカテゴリー : 書評・パブリシティ情報

●岩波書店『文学 2007年11、12月号』に小峯和明著『院政期文学論』(笠間書院)の書評が掲載

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岩波書店『文学 2007年11、12月号』に、
小峯和明著『院政期文学論』(笠間書院)の書評が掲載されました。

評者は、錦仁氏、です。(P.236〜244)
是非ご覧ください。

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院政期文学論
小峯 和明著
ISBN4-305-70312-2
定価:本体9,800円(税別)

70312.jpg

まず否定すべきは発端・隆盛・衰退という発展史観や衰退史観である。変革・転換期の象徴である〈院政期〉から脱し、時空を輪切りにする。近代人が幻想化した文学史という〈物語〉を根源的に捉えなおす畢生の大作!

【本文編目次】
はじめに
Ⅰ院政期文化と文学
はしがき
一院政期文学史の構想
二院政期文化—<見る>ことの政治文化学

Ⅱ大江匡房論・前編—<記>と江談
はしがき
一高麗返牒—述作と自讃
二太宰府時代と文学
三『対馬貢銀記』の世界—異文化興交流の世界
四『狐媚記』—漢文学と巷説のはざまで
五『傀儡子記』を読む—漂泊への幻視
六『遊女記』贅注
七『江談抄』の語りと筆録—言談の文芸

Ⅲ大江匡房論・後編——<伝>と願文
はしがき
一往生伝と神仙伝
二『続本朝往生伝』の視界
三「法華経賦」小注
四『江都督納言願文集』の世界(一)—堀川院追善願文を中心に
五『江都督納言願文集』の世界(二)—後三条院関連願文を中心に
六『江都督納言願文集』の世界(三)—中宮賢子追善願文をめぐって
七『江都督納言願文集』の世界(四)—白河院と法勝寺関連願文
八『江都督納言願文集』の世界(五)—白河院関連願文をめぐる
九『江都督納言願文集』の世界(六)—江家をめぐる

Ⅳ源俊頼論
はしがき
一俊頼と匡房—院政初期文学史の断面
二『俊頼髄脳』の故事と和歌
三『俊頼髄脳』の言説と説話
四『散木奇歌集』の世界を読む
五俊頼と伊勢社—「みつかしは」をめぐる

Ⅴ大鏡論
はしがき
一菩提講の意味するもの
二菩提講の光と影
三法会の時空
四語り手と筆記者の位相
五院政の陰画・花山院の表象
六道真から天神へ

Ⅵ今昔物語集論
はしがき
一表題と物語
二語りの視点の移動
三表現の空間—「遥二」と「只独り」
四直喩表現をめぐる
五〈樹〉の風景
六異界・異類との交差

Ⅶ物語と周辺
はしがき
一『狭衣物語』と『法華経』
二『堤中納言物語』「よしなしごと」小考
三『唐物語』の表現形成
四『唐物語』の表現と藤原成範
五弘法大師伝の生成
六御霊信仰論—田楽と絵巻
七〈もと〉の指向——院政期の研究展望

おわりに
索引(人名/地名/書名)

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小峯和明著『院政期文学論』

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